こんにちは、ねこもちです。
エジプト旅行記、6日目から続いて7日目になります。
前回はルクソール西岸、東岸を観光してカイロに戻ってきました。
今回は、ギザにある3大ピラミッドとスフィンクス、サッカーラにある階段ピラミッド、メンフィスにあるラムセス2世の巨像の観光や、日本への帰国について書いていきたいと思います。
ついにエジプト最終日となってしまいました。悔いのないように、最後まで楽しみたいと思います!
【世界遺産】ギザの3大ピラミッド(クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラ―王のピラミッド)
朝ホテルを出発し、ガイドさんと合流してギザの3大ピラミッド観光へ向かいます。
エジプトには現在100個以上のピラミッドが残っているそうですが、世界的に有名なのはやはりギザのピラミッドですよね。
今から4500年も前に造られたもので、最大のクフ王のピラミッドは高さ138mあります。
世界七不思議の1つにも数えられているピラミッドですが、なぜ作られたかについては解明されておらず、3つの説があるようです。
1、王の墓
2、民を飢えさせないための公共事業
3、王が死後、天に昇り太陽神ラーと一体化するための宗教施設
また、重機がなかった時代にどうやって人力で巨大な岩を積み上げていったのかも、いまだに研究が進められています。
実際目の前に立つと巨大な壁のようで圧倒されますね。
今回は、1日限定300人しか入れないクフ王のピラミッド内部に入ってきました!
中は非常に狭く人とすれ違うのもやっとの状態で、頭をぶつけそうになることも何度かありました。
直線にまっすぐ伸びる階段をひたすら上っていくと、突き当りに王の玄室があります。
この狭い部屋には、長方形の石棺がポツンとあるだけでした。
この部屋からは副葬品や財宝は見つかっておらず、なんのために作られたのか謎のままです。
残念ながらお宝は見つけられませんでした。宝箱とかありそうなのにな…
帰りは元来た階段を下り、外に出ます。
ピラミッドの内部は探検してるみたいで楽しかったのですが、ちょっと蒸し暑かったので、夏は相当厳しいことになってるんじゃないかと思いました。
次は、隣にあるカフラー王のピラミッドまで歩いていきます。
カフラー王はクフ王の息子で、ピラミッドはクフ王のものより少し小さめ。
頂上付近には化粧石が残っていますね。
次は、3つのピラミッドを見渡すことができるパノラマポイントへと向かいます。
左からクフ王、カフラー王、メンカウラ―王のピラミッドです。
ここではラクダ乗りに挑戦してみました。
立ち上がると思っているよりかなり高くて、しっかりつかまっていないと振り落とされてしまいそうです。
ラクダ使いのおじさんは、ピラミッドとラクダの写真をいっぱい撮影してくれました。(最後にギブミーチップ!と叫んでましたが…)
【世界遺産】スフィンクス
あれ、そういえばまだスフィンクス見てないな?と思ったら、パノラマポイントの反対側にあるようなのでそちらに向かいます。
スフィンクスはカフラー王のピラミッドの前に配置されています。
頭は人間の知恵、体は力の強いライオンを表現しています。
まぁこれは昔の話で、今だとお金がないとなにもできないですね…
長さは57m、高さは20mあります。
横から見ると、胴体と腕がけっこう長いですね。
この日はイスラム教の休日なのもあって、人がとても多かったです。
次は、車でサッカーラに向かいます。
ギザから20分ほどでレストランに到着。
前菜は昨日のレストランとほとんど同じですね。
メインディッシュはチキンを頼みました。
ライスがハート形!
あっさりした鶏のグリルで食べやすく、おいしくいただきました。
【世界遺産】階段ピラミッド
昼食後は、サッカーラの階段ピラミッドに向かいます。
こちらはギザの3大ピラミッドより前の時代、ジェセル王が造った6段の階段状のピラミッドです。
もともと王の墓はマスタバと呼ばれる長方形の墓でしたが、ジェセル王はこれを上に積み重ねて、初のピラミッドを造り上げました。
ここには階段ピラミッドの他にも、多数のピラミッドやマスタバがあります。
その中でテティ王のピラミッドはチケット代のみで内部に入場することができます。
ほとんど崩れてしまっていて小さな丘のように見えますが、ちゃんとピラミッドです。
内はクフ王のピラミッドのように狭く、一部かがんで移動しながら通路を進んでいくと、小さな部屋の壁にびっしりとヒエログリフが刻まれていました。
ラムセス2世の巨像
次は、メンフィスに向かいます。
ここには小さな博物館があり、中にはラムセス2世の巨像が横たわっています。
この像は、左足を前に出していることがわかりますよね。
これには2つの意味があって、1つ目は生きている時のラムセス2世をあらわしている。
2つ目は軍隊の行進中であること、力強さを表現しているそうです。
これまでもたびたび名前が出てきたラムセス2世ですが、多くの神殿や像を造った建築王という呼び名もあります。
ガイドさんの説明によると、奥さんは何と40人(!)、子供は200人もいたそうですよ。
博物館の庭に出ると、小さなスフィンクス像がありました。
帰国
さて、これでエジプトの観光がすべて終わりました。
毎日見どころが盛りだくさんで、あっという間でした!
メンフィスを後にして、夕方にカイロ国際空港に到着。
さようならエジプト、ありがとうエジプト!
入口で荷物検査を通り、エミレーツ航空にチェックイン。出国カードに記入し、出国審査後に再度荷物検査をして、搭乗ゲートへ向かいます。
今回も搭乗時間の48時間前にオンラインチェックインして、前方通路側をゲットできました。
乗り換え地のドバイ国際空港までは約3時間半。
機内食は、ビーフを頼みました。が…?
なんか思ってたのと違う…ビーフの上に乗ってるのはほうれん草?
メインはちょこっとにして、パンやクラッカーでお腹を満たす感じになりました。
旅の余韻に浸りながら、ドバイまで少し休憩…
8日目最終日に続きます。