こんにちは、ねこもちです。
エジプト旅行記、5日目から続いて6日目になります。
前回はホルス神殿を観光しました。
この日は観光箇所が多いため、前編ではルクソールの西岸にあるメムノンの巨像、王家の谷、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、の観光について書いていきたいと思います。
後編ではルクソールの東岸にあるカルナック神殿、ルクソール神殿について書く予定です。
世界遺産のオンパレード!忙しい一日になりそうな予感。
【世界遺産】メムノンの巨像
楽しかった3泊4日のナイル河クルーズ船、いよいよ最終日となってしまいました。
レストランで朝食をいただいてから、チェックアウトします。
ルクソールはナイル河の西岸と東岸に分かれていて、それぞれ見どころがあります。
車に乗って、午前中は西岸を観光します。
まず最初は、メムノンの巨像。こちらは入場無料で見学することができます。
今から3400年ほど前のファラオ、アメンホテプ3世の像です。
もともと2体の像の後ろには葬祭殿がありましたが、石材として利用するため後のファラオたちに破壊されてしまったそうです。
【世界遺産】王家の谷
次は、王家の谷に向かいます。
車窓から見える岩山に穴が見えますが、これは王家の谷の一部分です。
ここには古代エジプトのファラオや王妃、王族、貴族たちの墓があって、岩山を彫って作られました。
入口のビジターセンターには日本人が作った王家の谷の模型が展示されていて、墓番号やファラオの名前を知ることができます。
模型を下から覗くと、墓の内部まで精密に作られています。
墓のある場所は少し離れているため、乗り合いの電気自動車で移動します。
日差しがとても強く眩しいので、帽子や色付きサングラスが必須です!
公開されている墓の全てを見学できるわけではなく、1枚のチケットにつき3つの墓に入場することができます。(別料金の墓は除く)
最初は、KV2「ラムセス4世」の墓に入場することにしました。
入口では、墓の番人(チケット係のおじさん)がチケットに穴を開けてくれます。
中は通路のようにまっすぐ奥に伸びています。
壁や天井にはたくさんの壁画が描かれていますね。
今まで見てきた遺跡と比べて、壁画の彩色がとても綺麗でびっくり。
当時は絵具がないので、鉱物などを砕いて粉にして色をつけていたそうです。
乾燥していると言っても、修復なしで3000年以上も残っているなんてすごいですよね。
2つ目はKV6「ラムセス9世」の墓に入場します。
3つ目、最後に見る墓はKV8「メルエンプタハ」です。
こちらの墓の壁画は少し傷んでいました。一番奥の部屋にミイラを安置する棺がありました。
王家の谷にはツタンカーメンの墓もあって、別料金で入場することができますが、今回は見学しませんでした。
ここでは今現在も発掘作業が続けられています。
【世界遺産】ハトシェプスト女王葬祭殿
次は、ハトシェプスト女王葬祭殿へ向かいます。
古代エジプトのファラオだったハトシェプスト女王の神殿です。
こちらは王の墓とは違って、3段のテラスのような作りになっています。
近づいてみると、柱にはハトシェプスト女王の像がくっついてます。
この像、見た目が男性のようで女性には見えませんよね。
実は古代エジプトでは、女性はファラオになれませんでした。
しかしハトシェプスト女王は、自分が神の子であるという伝説を作ったり、男装したりして女性初のファラオになったといわれています。
【世界遺産】王妃の谷
次は、王妃の谷に向かいます。
ここには王妃以外にも王族、貴族の墓もあります。
王家の谷と同じく、1枚のチケットで3つの墓に入ることができます。(別料金の墓は除く)
最初は、No.55 Amen Khopshef王子の墓に入場します。
王家の谷の墓よりも規模は小さいですが、壁画の色彩はこちらの方が綺麗だと感じました。
2つ目は、No.44 Kha Em Wast王子の墓です。
3つ目は、No.52 ティティ王妃の墓に入場します。
ここではラムセス2世の妻ネフェルタリの墓が有名で、保存状態の良い壁画を見ることができるそうですが、別料金で非常に高額のため見学しませんでした。
しかしその他のお墓も色彩が綺麗に残っていたので、満足です。
午後からは、ルクソール東岸の観光です。
6日目後編に続きます。