
こんにちは、ねこもちです。
エジプト旅行記、1日目から続いて2日目になります。
前回はカイロ国際空港に到着したところまででした。
今回は、カイロにあるムハンマド・アリ・モスク、エジプト考古学博物館の観光について書いていきたいと思います。
気温は日本に比べるとだいぶ温かく感じます。
【世界遺産】ムハンマド・アリ・モスク
カイロ国際空港からガイドさん、ドライバーさんとともに、まずはムハンマド・アリ・モスクへ向かいます。
車は右車線。交通ルールは無に等しい感じでシートベルトしない、信号守らない、車線無視、バスのドア開いたまま走ってる、バイクはノーヘルメットが標準。割り込みのクラクション鳴らしまくりです。
こういうのでも海外来たな~って感じますね。(あまり先進国に行ったことないもので…)
日程の説明や注意事項などを聞いているうちにモスクが近づいてきました。

エジプト人は8割くらいがイスラム教徒で、信者たちの祈りの場所がモスクです。
ムハンマド・アリ・モスクは、カイロ歴史地区の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています。
名前の通りムハンマド・アリという19世紀ごろのエジプトの支配者が建造したもので、エジプトの長い歴史の中ではかなり新しい建物ですね。
ガイドさんにチケットを購入してもらい、入場口では手荷物検査があります。
この先、どこの建物や遺跡でも手荷物検査が必須でした。たまにテロが発生する国なのでこればっかりは仕方ない。
入場の際は靴を脱いで、靴下で中に入ります。(少額で靴カバーをもらうこともできます)

内部の空間はとても広くて、写真一枚では全部入りません。
壁などはアラバスタと呼ばれる非常に硬い石でできていて、装飾がとても美しいです。
中央のシャンデリアはイギリスから贈られたものだそうです。

こちらのモスクは、トルコのイスタンブールにあるブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)を真似て作られたものだそうで、ブルーモスクは10年ほど前に訪れたことがあるので懐かしい気持ちになりました。
お祈りしている人が全然いないので不思議に思っていたら、ここは入場料がかかるので、お祈りのために来る人はほとんどいないのだとか。
エジプト考古学博物館
次は、エジプト考古学博物館に向かいます。
ギザにある新しい大エジプト博物館がまだ建設中で、コロナの影響でオープンが遅れているとのことで、昔からあるこちらの博物館に行くことになりました。

ここには、誰でも知っている有名な「ツタンカーメンの黄金のマスク」が展示されています。
基本的に館内撮影OKでゆる~い感じですが、ツタンカーメンの黄金のマスクのある部屋だけは撮影禁止です。
中は超満員で、人でごった返していました。当然のように皆さんマスクつけてないし(日本人団体以外)
たくさんの神々の像、ファラオの像、副葬品など数が多くて全部見ることはできませんでしたが、いくつか印象に残ったものを紹介したいと思います。

Narmer Palette
紀元前3000年ごろ(今から約5000年以上前)の超古い石板?
立って手を上げているのがナルメル王で、上エジプト(ルクソールのあたり)と、下エジプト(アレクサンドリアのあたり)の統一を描いたものではないか、と考えられている。
Khafre Statue
三大ピラミッドの中で2番目に大きいピラミッドを造ったカフラー王の座像。
ハヤブサの姿をしたホルス神が王の頭を守るように翼を広げている。


Anubis Statue
ジャッカルの姿をしたアヌビス神の像。
かわいい。
ツタンカーメンの玉座
ツタンカーメン王と王妃が描かれている黄金の椅子。
3000年も前のものとは思えないくらい、色彩は鮮やか。


ミイラは別の場所に移動されてしまっていて見れませんでした。
博物館の観光が終わり、ホテルのあるギザに向かっている間に、だんだん車酔いのような症状が…
ずっと寝不足だったし、成田空港で飲んだ酔い止めが切れてしまったようです。
途中ガイドさんに連れて行ってもらったお土産屋にスパイスが置いてあって、その匂いで一気に気持ち悪くなってしまいました…先が思いやられる。
夕方ごろ、ギザにあるGrand Pyramids Hotelに到着しました。

三ツ星のわりには部屋が広く、お湯もちゃんと出るしなかなか悪くないホテルだったのですが、次の日朝が超早くて2時半起きだし気分悪いし、もうシャワーして寝るだけって感じです。
てんてんもお腹の調子があまり良くないみたいでした。
外の車の音が少し気になったので、耳栓を装着して早々と布団に入りました。
明日は体調良くなってるといいな…
3日目のアスワン観光&ナイル河クルーズにつづきます。